このレビューはネタバレを含みます
映画館でポスター見かけた時は夏の感動的な物語かと思っていた。実際はウィッカーマンに近い感じでしたが…
決して好きじゃないし、何度も観たくないし、人には勧められない。
ただ良くできたプロットだし伏線回収もしっかりしてる優秀な映画だとは思う。
ホルガは異常なカルト集団だが、生まれた時から同じような価値観倫理観を叩き込まれたら疑うこともなくなってしまうのだろうか。藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」を思い出した。
さらに言うと筒井康隆の小説に時々出てくる謎の集落的な話は大好きなんだけど(遠い座敷、家、熊の木本線など。興味ある方は読んでみてほしい。安心して楽しめます)この映画は終始不穏で楽しむ余裕がない。小説ならクリスチャン目線で書かれそう。
日本でも昔は人柱立てたり即身仏とかあったわけだし考えると怖いよね。
ホルガは舞台装置だから仕方ないけど、人数少ないのにあのペースで人死んでたらすぐ人いなくなりそう。その辺はうまく計画してるのかな。
