このレビューはネタバレを含みます
AmbientでDroneなBGM、こだわりを感じずにはいられないカメラワーク、村の綺麗な花々と無垢でかわいい白衣装。雰囲気作りに命賭けてるな、と。
ここはもう本当に最高で、バッチリです。惹き込まれました。
冗長に感じられるシーンも多々あるけど頑張って観て…(この"頑張って"観たのがダメだったのかも)
ちゃんと意味はあるんだろうけど、ラスト「残りの生贄をまとめて決めましょ〜」が、自分には生放送番組の「巻き」のように感じられ、そこで一気に夢から醒めた感じ。
カットして良さそうなシーンいくらでもあったのに、最後にまとめてって。
それからはもう、「どれだけグロい映像を見せられるか」ってのが透けて見えてきて、こうなるともう作品を楽しむこともできなかったです。
村の人達が一緒になって泣いて悲しむシーンと、儀式のようなックスシーンは不気味で気持ち悪くてかなり印象に残ってる。
この監督にしかない独特な世界観と表現は唯一無二感あって正直めっちゃ好きなので、次回作に期待しています！
