このレビューはネタバレを含みます
ホラー・スプラッターは苦手だけど
カルトは10代で観まくってたマンの感想↓
民俗学・宗教学、あと「ホーリーマウンテン」を履修済なので
そんなに目新しくもなかったけど
白夜の、夜でも明るく、花と陽光と笑顔に満ちた
キラキラした世界を「不気味」に使ったのはスゴイなと。
古典的な弦楽器の不協和音ながら
斬新なカメラワークと構図の不安感は、何かとても新感覚。
(車が村へ走ってる時のカメラワーク、凄かったな…
あと斜め上から後頭部映すアングルが多かった)
あとこれ「女子がスッキリ」する映画じゃないですか?
最後の笑顔とか、妙な開放感が…
マネしたくなる、ネタにしたくなる
そして笑ってまう映画ですよね?
スウェーデン人に聞きました(得意技)↓
実際にある地方なので、日本に例えたら
「外国人の監督が、韓国とか中国のサポートで
山陰地方に伝わる奇祭を曲解して、カルトっぽく撮ったアメリカ映画」
みたいな感じらしく「風評被害や!」との事です。
田舎の変な風習がなんか怖いのは、世界共通ww
「『うちの村の夏至祭来い』ってよく言ってくるけど
さては生贄として燃やすつもりか?」と聞いてしまった。
***
【おまけ】
日本の映画興行プロモーションでは珍しく
事前・ティザーの成功例ですね。
オリジナルポスターやコピー、SNS施策も秀逸。
席埋まってるし、パンフレットも売切れだし
この狂乱っぷりが怖い…