このレビューはネタバレを含みます
エンドロールが終わった瞬間近くで観てた人が「わけわかんねえ…」と呟いていて笑ってしまった。何なら早々にキノコ食べ始めたりマダニに恐怖したりするところでもちょいちょい笑える。ライム病怖いよね。
とはいえ冒頭の暗さ・緊迫感はさすが『ヘレディタリー』の監督！双極性障害やパニック障害をいわば「メンヘラ」として扱う彼氏やその仲間たちとまあ確かに自分が相手することになったら「こいつ面倒くさい…」と思ってしまうだろう主人公との間の微妙な気まずさ、いたたまれなさも生々しい。(とはいえ登場人物はみんな自分勝手ではあるけど基本的に悪人はいないように感じた)
アッテストゥパンも衝撃的ではある(監督が『楢山節考』の名前を出したのが一気に府に落ちた)がそれと合わせてあの障害者の扱いがダメすぎてあーーー！この集落の人たち多分自然の恵(アロマオイル)でインフルエンザ治そうとするだろ！とか思いついてしまった。カルトの人は犬に襲わせるか火炎放射器で燃やすに限りますね。🔥🏊♀️🐕
