数回視聴。
ラストは12/19のアリアスター本人のQ&A付き上映会。
始終鳥肌立ちっぱなし。
映像も素晴らしい、カメラワークももちろん、アリアスターならでは。
これこそ本当に"ヤバい"映画。トリップ映画。
過去作で言うと『ウィッカーマン』『食人族/グリーンインフェルノ』や『不吉な招待状』のようなカルト感を感じる。
こういう類の映画は民族側やカルト集団から被る被害。つまりそこに訪れた人々がいかにも"被害者"であるという風な焦点を当てた作風が多い。
しかし今作はそれが救済として描かれている。
こういうカルト集団映画は
カルト側にこのようなカルチャーがどうして発達したのか、果たしてその文化が習慣化されている理由が理にかなっているのか?
このような描写やカルチャーの生い立ちなどがあまりない。
確かに学生の彼らは被害者だがミッドサマーはそちらだけに焦点を当てていない。
ホルガ村の"意外"と理にかなった思想もあり、このようなカルチャーが存在している。つまりホルガ村側の視点にも焦点を当てている。
だからただのホラー、スリラー、パニック映画という風に区切るのはどうかと思う。だって彼らにとって普通の行いであり、それが神聖な儀式であり、カルチャーであるから。
ps アリアスター監督日本映画も好きらしいけど犬神家のオマージュみたいなのあった??詳しくは言えないけど同じ人いたらコメント下さい