このレビューはネタバレを含みます
ディレクターズカット版。
ん?と引っかかった部分が後々でしっかりと回収されていくのが面白く、ミステリー映画を観ているような感覚。
生き死にという人間には操りきれない自然の摂理を、どうにか向き合えるものに昇華しようと慣習が生まれてくるのかなと観ていて感じた。
閉鎖された集落における、全体主義的価値観への警鐘という意味もあるのではと考えさせられた。
映像の美しさは個人的にはとっても好き!
ただ相当グロテスクなシーンが続くので、それらが苦手な方には怖いもの見たさで観るのはお勧めできないかも。