綺麗で気持ち悪い、両極端な映画ですね!
人によってはグロいと言われますが、監督の趣向でグロいものは作り物感があるので、実はちゃんと見れば大丈夫(というと罠…?)
それよりも白を基調とした人々や夏至祭の村の飾りなどの映像美は見ていて圧倒されますね。
まるで群体かのような村の一体感による「あ、これ無理ゲーだ」感も、うわぁ…とは思いますけど、昔はこんな村、多分割と普通にあったろうから、この映画に気持ち悪さを感じる現代人がどれだけ恵まれた環境にいるのかを改めて教えてくれるという面で良い映画です。
精神的に不安定な主人公も、多分合ってるよキミ、となるラストでしたし、
亡くなられた方も順調に死亡フラグを築いた方々ですので展開的にも納得。
欲を言えば、個人的にはヘレディタリーや、別監督のゲットアウトに比べ、考察サイトを見てまで鳥肌…!みたいなのはそこまでなかったですね。
※木々に●が浮かび上がっていることやルーン文字云々は後付け感が強くて個人的にはあまり興奮しなかったため…。いや欲言い過ぎですよね…。
それでも展開も景色も小道具まで丁寧に作られた作品で、とても面白かったです!