ヘンダーソン

ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~のヘンダーソンのレビュー・感想・評価

4.4
人それぞれが持つ正義について考えさせられた。
今現在、単純に社会の常識に当て嵌めて、その考えは正しい間違っていると判断しがちな世界にどんどん進んでいるように思う。
だけど一人一人が様々な背景を持ち、違う人生を歩み、その中でイデオロギーを形成させていくのだ。
思想の違いは当然だろう。

今作では、時間を共有することで思想の融和が進んでいく様子を、説教臭くなることなくスマートに描いている。

主役の一人がKKKという設定の映画を初めて観た。
素晴らしい。