ドラミネーター

バスケットボール・ダイアリーズのドラミネーターのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

セックスシンボル(レオ様)を官能と称するほど上品でもない画、脚本で描いた芸術性やエンタメ性の低い眼福映画かと思いきや、徐々にドラッグによって人間の様相をかけ離れていく(それでもなお美しいレオ様)様を描き、最後には鑑賞者にドラッグ乱用防止の啓発をするような形で幕を閉じる。
全く眼福目的でしか観ていない観客にとっては前半に比べ後半は物足りないのかもしれないが、この映画を創作した意義はドラッグによって人生が壊れていく後半の方が感じられる。

レオナルド・ディカプリオはやはり人外の美しさはもちろんのこと、類稀な演技力によってハリウッドにおける不動の地位を獲得したのだなと改めて感じさせられる。