いてつ

帰ってきたムッソリーニのいてつのレビュー・感想・評価

帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)
3.2
本家のヒトラーが抜群に良かっただけに、少し物足りなさを感じてしまった🤔
しかし、現代の国の行く末にあまり未来がなさそうなのはイタリアの方で、その意味ではもう少し違った作り方をしても面白かったのではと思った。

しかしまあ、前作のヒトラーの時も思ったけれど、ヒトラーやムッソリーニの台頭が人類の最大の過ちとして歴史に刻まれたのは、残虐な迫害、虐殺によるものと思うのですが、それが無かったらどうだったのかと思いますよね。そういう分かりやすい"悪"の露呈がなければ。

人々を扇動して自らの野望を成し遂げようとする政治家も、扇動される大衆もいつの時代もいて、まさにそれが今作や前作で問題提起したいことなんでしょうね。
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