カーズWSA

ミッション:8ミニッツのカーズWSAのレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
4.0
体験型アトラクションみたいで楽しめました。

唐突に電車で目覚めるところから。向かいにはニコニコ笑ってるミシェルモナハン。最近だと子どもと観たピクセルかな。

まずはこのライン。なんなんすかこれ。観ててもクエスチョンマークがアタマに浮かびよくわかんないままドーンと爆発。あらら。

すると今度は真っ暗な部屋、モニター越しに美女ベラファーミガ。ゴジラ。
その向こうにジェフリーライト。ゴードン刑事かフィリックスライターか。今回はちょっとヤなヤツ。

なんなんすかこれ。ジェイクギレンホールもわかってなくていろいろ質問するんだけど、なんか勝手にモニターの向こうからベラがベラベラ喋って記憶を確かめられます。
これがふたつめのライン。
黙って見ましょう…!

少しずつわかってくる状況。電車爆破事件に居合わせて死んでしまった人の最後の8分間を体験し犯人を捜し出せとのこと。
死ぬ8分前までは脳に記録が残ってるとのこと。ふざけたロスタイムですねえ、8分!

この8分間を犯人捜しのためどう使うか、そしてその8分経って戻ってきたときの暗い部屋は何なのか、このふたつのラインで進んで行きます。

何をおいてもベラファーミガが美しい。モニター越しに顔面アップでジェイクギレンに話しかけてるんですが、これ俺に言ってる?と錯覚。

何度も繰り返すうちに明らかになってくる全容。ジェイクギレンはいろいろ葛藤してるんですが、ジェフリーライトが柴田恭兵ばりに、関係ないね、と電車の世界へ送ります。早く犯人見つけろよ、と。

最後の方は完全にジェイクギレンと一体化。僕の思ったとおりのことをジェイクギレンも言ってくれて、話してるベラファーミガ様がより美しくもうなんか女神に見えてきました。

そっちの世界とあっちの世界は全く関係ないんですか。
かなーり昔に読んだ『クラインの壺』の主人公にみせてあげたい映画でした。まあこっちのジェイクに選択肢は無いか。

僕は例え自分の状況がわかっててもわかってなくても、あのベラファーミガとコミュニケーションとれるなら間違いなくゴハン誘います。誘ったら来てくれそうだったよ。
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