こう

ミッション:8ミニッツのこうのレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
3.5
シカゴ郊外で列車の爆発事故が発生する。主人公は犯人を特定するため、極秘ミッションの被験者に選ばれる。

そのミッションとは、爆破によって死亡した乗客の意識に入り込み、列車内の犯人を特定することであった。

制限時間は爆破前の8分間。限られた時間の中で犯人を特定できるのか?というストーリーです。

本作の中で解説がありますが、脳は死後も一時的に活動を続けており、最後の8分間の活動が記録されていることから、制限時間が8分として設定されています。

その短い時間の中で、何度も繰り返しながら、徐々に犯人に近づいてく主人公の活躍を描いており、経験を積みながら、無駄がなくなっていく様は
主人公の成長を感じることができ、観ていて手に汗を握る展開でした。

それと同時に、主人公がなぜそのミッションに選ばれたのか、直前まで戦地に赴いていたはずが、なぜそこにいるのか?も徐々に明らかになります。

このあたりも含め、本作を観て、謎が明らかになるところも楽しむところだと思うので割愛しますが、最後の列車内のシーンと、実際には現実とはリンクしていないのでしょうが、最後のミッションの関係者へ主人公から送ったメールにより、新しい流れが生まれるところは物語の締め方として良かったです。
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