このレビューはネタバレを含みます
ネタバレを含む内容になっていますので、未見の方はご注意ください。
視聴すぐから、オール・ユー・ニード・イズ・キルや、サマータイムレンダなどのタイムループ映画と何か違う違和感と、伏線。
列車から始まる世界が微妙に違うのです。
ソースコード自身は同一でも、主人公の始まりの意識の定数が違うだけで無数のパラレルワールドが産まれるということでしょうか。
一匹の蝶の羽ばたきによ僅かな変化ですら、遠くの気象に影響を及ぼすという、バタフライ効果に通づるような。
最後の8分経っても主人公が意識を失わずに生き続けた世界。
そこは高度にシュミレートされた仮想世界で、さらに例のプログラムも存在し、死亡した自分も存在する。
という事は、その並行世界の中でも同じように、任務を遂行する主人公が存在する。
ソースコードによって作られた並行世界。の中で作られたソースコードによって作られた並行世界。の中で作られたソースコードによって作られた並行世界。という具合に無限に並行世界は増え続けるのです。それも微妙に違う世界が。
イーロンマスクらが提唱している『この世界は仮想現実である』というシュミレーション仮説を代弁、後押しするかのような作品だと思いました。
まあ仮に仮想現実だったところで、抜け出す方法はない訳ですが😵💫