ぼとる

ミッション:8ミニッツのぼとるのレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
4.0
「8分間で列車爆破テロの犯人を突き止めろ」

列車で起きた無差別爆破テロ。最新技術によって、爆破の起きる8分前に戻ったスティーヴンス大尉が真犯人を見つけるまでタイムリープし続ける。

目が覚めると、列車に乗せられていて、自分の体が別の人間の体になっている。
冒頭から「なにが起きてるの!?」と、スティーヴンス大尉と視聴者が一緒に混乱するという展開。そわそわとワクワクが止まらない始まりに心掴まれました。

物語が進み、事の全容が明らかになるにつれて、主人公の変えられない運命に向き合わされて哀傷。辛すぎる。

複雑で情報がわかりにくそうなのに、割とテンポ感がよく、90分で尺的にも見やすい上、見応えがあるミステリー要素がちょうど良かったです。

ラストのみんなが笑っているシーンが感動的。一人ひとりの笑顔を真剣に見てしまう。
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