ぼとるさんの映画レビュー・感想・評価

ぼとる

ぼとる

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.8

「人間の善悪は魂で決まる。そこにダウン症は関係ない。お前は善玉、ヒーローだ。」

プロレスラーを夢見て、施設から脱走したダウン症のザックは、道中で不法者の漁師・タイラーと出逢う。タイラーはザックの憧れ
>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

「世界は見てる」

1968年に行われた民主党大会で、ベトナム戦争の反対を訴える、抗議デモの暴動を引き起こしたとされる、各グループリーダーの7人が共謀罪の罪に問われる。そこで、過去稀に見ない無慈悲な裁
>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.9

タイムリミット捜査ものの王道にして、チャドウィック・ボーズマンの遺作。

ある夜、怪しいマスクをした2人が50キロもの薬物を盗み出し、その際に7人の警官を殺害した後に逃走。よくない噂が独り歩きしている
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.8

ジョニー・デップ×レオナルド・デカプリオによる兄弟愛、いや家族愛をテーマに置いたヒューマンドラマムービー。

なんの変哲もない街で暮らす、グレイプ一家の長男・ギルバートは、マンネリ化する日常に飽き飽き
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.4

日本映画を代表する、黒澤明監督による戦国アクションスペクタクル超大作。
3時間半という膨大な上映時間を感じさせない画面に引き込む力がさすがだった。

アクション、内容、人間ドラマ、カメラワーク、演出。
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

「自然音」「音楽」「リズム」これらが完全調和されて生み出される、ベイビーによるカーアクションと銃撃戦の流れが最高。

子どもの頃の後遺症によって、常に耳鳴りがひどい主人公・ベイビーは、イヤホンをつけて
>>続きを読む

ディセンダント(2015年製作の映画)

3.6

ディズニーヴィランズの子どもたちが主人公の物語。魔法でヴィランズは島に魔法によって隔離させられるが、美女と野獣夫妻の息子・ベンが悪役の子どもたちにもチャンスを与えようということで、4人のヴィランズの子>>続きを読む

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

売れないマジシャンが、絶縁状態だった父の悲報を耳にし、絶望に果てていた瞬間、雷鳴と共に1970年代にタイムスリップ。そこで、自分の父と母になるであろう人物と遭遇する……

序盤の展開からするとbttf
>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.9

ロレンソ・フェロによる、どばどばのフェロモンを浴びながら、彼の狂気的でありつつも可愛げの残る異常な殺人鬼としての演技に面食らわされた一本。

人間やりたいことをしないと損。生きている限り欲しいものは手
>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.5

血飛沫やゴア描写が少ないが、それによって不気味さと怖さ、そして気持ち悪さがいっぺんに襲いかかってくるような演出に、ガチで引いてしまった。

綺麗なはずなのに、濃い緑色の瞳を思い出すとこの映画も同時に思
>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.7

最高のラブ・ストーリー
輝きと美しさ、そして儚さが最上級。

前半に橙の「暖色」、後半に青の「寒色」と、ここまで色と雰囲気をパキッと分けて美しく魅せる映画あるのか。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.2

パリは恋の街であり、芸術歴史の聖地の街でもある。

パリに観光しに来た作家志望のギルは、真夜中午前0時の鐘が鳴って通りかかった車に乗ると、1920年代の芸術賛美の黄金時代にタイムスリップする。そこで様
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

ただ「こなす」だけでは努力したとは言えない。こなしつつ如何に仕事に「向き合う」かどうかが大切。

主人公アンドレアと物凄く共感した。自分のしたい仕事のために仕方なくしている仕事に、そこまで意識高く振る
>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.7

画面を支配し、男達を魅了し誘惑するオードリー・ヘプバーンのための映画。

モスラ(1961年製作の映画)

3.7

人間のエゴ、金への貪欲さといった汚い部分を露わにするような怪獣映画。怪獣映画の裏に潜む、生き物としての尊厳、生命の冒涜を視聴者に投げかけるような作品。

モスラが海を越えてゆったりと日本に上陸していき
>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

サイコパス殺人鬼の密着ドキュメンタリーのような不快映画。

主人公の内面的感情を語り部として置き、主人公の動向にずっとカメラを向け続けるという気味の悪い演出。サイコパスが考えていることを行動に移すまで
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.6

ピンキーな胸糞地獄映画。
酔った女性を「お持ち帰り」する男たちに制裁を加えんとする主人公・キャシーの復讐劇・リベンジムービーかと思いきや、ころりと特色がピンクに変化するや否や、また急降下に変化する。
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

悪魔をもって悪魔を制す。
この言葉が相応しい映画だったな。

ハンニバル・レクターによる、対面したら凍りつくようなあの緊迫感、全てを見透かされているような感覚が画面越しに伝わっていく感じ。すごい。
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

ディズニープリンセスが島崩壊の危機を救うために海を冒険+恋をしないという新鮮さを生み出した作品。この作風の継承は後の『ラーヤと龍の王国』でも行われている且つ島長の娘というプリンセスらしさもしっかり残し>>続きを読む

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.2

トムとジェリーが現実の世界に!?

子どもの頃から見てきたトムとジェリーがハリウッドで現実の世界で俳優さん達と共演するという、誰もが想像したことがあるであろう「もしも○○が本当にいたら……」を叶えてく
>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.5

チキンが食べたくてしょーがなくなる映画。

実績を得られず、どん底の麻薬捜査班がある大物の麻薬密売人がヤクの取引しているという情報を掴み、ひょんなことから敵アジトの前のチキン店で偽装し、売人を監視する
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.1

「幸せのフリ」に愛はついてこない。

若き社長夫人であるハンターは、今ある生活に充足感を得られずにいた。そこで、好奇心に駆られ、インテリアとして飾っていたビー玉を口に入れる。異物を口に入れる好奇心と痛
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

タランティーノ節全開の「映画力」を画面に注ぎ込んだ力作。なんの変哲もない会話劇から繰り広げられていく、画の迫力と緊迫感、俳優たちの演技力が凄まじかった。

物語性、テーマ性なんてものはもはや皆無。何気
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

「水」の圧倒的な美しさに衝撃。
声が出せない孤独の清掃員と半魚人による種族を境界を越えた恋愛をダークに、美麗に映し出す。こういう暗い雰囲気ありつつも美徳がある映画、大好きすぎる。

ディズニー映画の実
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

バッキバキのカンフー格闘×CGアクションのハイブリッド。平凡な男が実はめっちゃ強い人でした系映画でもあり、それでいて一つの映画で二度と味がどっと変わる新鮮な映画でもあった。

序盤でのバスでのぬるぬる
>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

3.9

ドラッグ・ディーラーに妻を取られた中年男が、神の啓示によりスーパーヒーローになることを志し、自らの正義の名の下に悪を懲らしめるアンチヒーロー映画。

ジェームズ・ガン監督作品の中で、1番見たかった映画
>>続きを読む

モンスター・ハウス(2006年製作の映画)

3.8

小学生の時、友達が持ってたDVDを一緒に台詞覚えるぐらい観た。

陳腐なタイトルしてるからと言ってはナメてはいけないアニメーションのパワーがある。ロバートゼメキスとスピルバーグが製作総指揮にまわってい
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.3

不気味で強烈。
ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーとの混ぜるな危険怪演タッグ。極限状態に陥ったら人間ってこんな風になっちまうのかっていうのも目の当たりにした感じ。内容の理解はもはや二の次、狂い
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

深夜に見たのが愚行すぎた飯テロ映画。南極観測の料理人として派遣された西村、1年間共に暮らす南極観測隊員の仲間たちと和気藹々と仕事をこなし、共に飯を食らいながら、絆を深めていきながら、南極という絶境の地>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.9

前作より更にいろいろパワーアップしたゾンビランド。もちろんゾンビも。

前作では主力4人が基本的な生き残りメンバーとして映し出されていたが、今作ではかなり生き残っていた新キャラが登場する。リトルロック
>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

頭すっからかんにして、ゾンビをぶっ飛ばしまくるところを見てスカッとする映画。

ウイルスによって世界がゾンビまみれと化した世の中で、生き残った臆病で神経質なコロンバス、ゾンビ殺しに生きがいを感じるタラ
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

親子の愛は宇宙規模の奇跡を起こす。

やっぱノーランは頭がおかしい、いい意味で。もちろん大好き。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

「警察じゃけえ、何をしてもええんじゃ」
「捜査のためなら、わしゃあ悪魔にも魂売り渡す男じゃ」

役所広司バンザイ映画。

ナメてました。ヤクザものは正直避けてた部類の映画だが、続編公開ということで試し
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

高校生活の思い出を振り返らせてくれる一本。成績、友人関係、家族間のちぐはぐ、恋人関係での理想など、自分が思い描いていた理想が叶ったり、叶わなかったりするリアルさがよく詰め込まれていた。

母と娘、二人
>>続きを読む

>|