ねむれない

ペイン・アンド・グローリーのねむれないのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

色使いが力強く、とても美しい作品。
エルメスのブルーダイユールのティーカップが出てきたり、
主人公は憂鬱なのに、様々な色彩に囲まれていて、
それがまたコントラストとなり、孤独を引き立てているようだった。
逆に、子供の頃の色調は淡く純粋で。

お母さんがペネロペ・クルスだったら、そりゃー栄光だわ〜なんて、
呑気に見ていたら、素敵なオチが。

誰かとどうなりたいとかそういう単純なきもちじゃなくて、
生きる活力って、美しい記憶の中にあるのかなと思わせてくれる映画。
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