みほてぃー

82年生まれ、キム・ジヨンのみほてぃーのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
4.5
男の子として産まれてこなかった事による劣等感からはじまり、ストーカーや痴漢、就職、昇進、結婚、出産、復職…等、人生において女性の前に立ちはだかる数々の壁が全部盛り込まれているから、女性なら何かしら共感できるポイントが観る人それぞれにあると思う。
「男尊女卑」ひと昔前よりはマシになってきた現代だけど、まだまだ…女性は生きづらい。

デヒョン(コン・ユ)は、最初は無知だからこそ無神経な言葉が出てしまう事はあったけど、比較的最初から理解ある旦那だし優しいよね、母親や姉弟も温かいから、周りには恵まれてる方だと思うよジヨン(チョン・ユミ)は。

精神科に通う一歩はかなり勇気のいる一歩だから、そこはジヨンひとりではなく、デヒョンにも付き添ってもらいたかったなぁ…。

自分と重ねてしまう部分や共感ポイント、周囲の温かさに涙が止まらなかった😭😭😭😭

トッケビ後、お休みしていたコンユの復帰作。
コンユの作品選び(特に社会派のメッセージ性の強い作品)は信頼できる。
コンユとチョンユミ、演技力の高いこの2人の凄さを改めて実感した作品でした👏👏✨

男性も女性も年齢も問わず、色んな世代の方に観てもらいたい作品です。

#2020_080
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