近くで上映館がなくずっと観たかった作品。
現代社会に一石を投じる女性の生き辛さがテーマ。
鑑賞中、ずっとしんどかった。
気軽に観れる作品ではなかった。。。
産後鬱からの解離性人格障害。
「タリーと私の秘密の時間」も同じような症状だったけど、テーマは違う。タリーは視点が家庭内だったから。
こちらは社会的な女性格差視点や義実家、家庭内だけではない社会的な要因が散りばめられていた。
私も仕事に重きを置いていた頃があったので、子供を産んで社会から突き放された疎外感を感じたことがある。
ストーリーすべて、チョン・ユミに共感しかなかった。
だけど。コン・ユが完璧な理想の夫すぎて、やっぱりフィクションだなぁ…と。
優しすぎる。理解がありすぎる。
コン・ユの理解の深さだけでもう解決だよ。
産後鬱の最大の理由は【孤独】だと思うので、早く帰宅してくれる夫と抱きしめてくれる母がいることが既に羨ましく感じる。
もし今、育児にしんどさを感じている人が観ればもっと辛くなる危険性も含んでいると感じたほど。