82年生まれ、キム・ジヨンのZUSHIOのレビュー・感想・評価

原作よりはかなりソフトランディングな映画の展開だったが、小説はあえて匿名性が強調されることで誰にでも当てはまり得る物語になっていたが、映画ではどうしてもビジュアルが全面に出るので、どうしても容姿にも周囲の人々にも恵まれているように思えてしまう(ソウルの平均マンション価格が9000万円)。
それでもやはり、社会の女性に対する理不尽さは強く伝わってきたし、昔よりはましになったとしても日本も全く同じような状況だと思う。