家父長制や痴漢などの性被害、就職後のキャリアの問題、出産後の諸々の問題と女性の生きづらさが重く静かなトーンで描かれています。
性被害やキャリアの問題は変化を感じるけれど、今よりも速いスピードで改善されていくといいなと思う。
出産後の諸々は、ジヨンはまず病気の治療をしないと、と思いながら観ていたので、終盤診療が始まり少し安心しました。病気が治れば少し感じ方も変わってくるかも。病気に気づいてからの切り替えの早さに少し驚いたけれど。
印象的だったのは夫の優しい人柄。優しいだけに息子の立場から母を気遣うもどかしさもあるけれど、良い夫だと思う。