yさんの映画レビュー・感想・評価

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葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

身近にはいませんが、こんな父親や家族がいるかもと思うリアリティ。父親の言動は哀れなほど。なんであんな人になってしまったんでしょう‥

不思議に感じたところが2カ所。長男が父親の人間性や母親の苦悩を知り
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17歳(2013年製作の映画)

2.5

大人っぽい17歳。売春の理由は最後までわかりませんでしたが、少女自身もわかってなさそう。理由なんてないのかもしれません。

途中、売春する娘のことが理解できず苦悩する母親に感情移入しました。娘でも別の
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インターセクション(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。Filmarksの評価が低くてちょっと驚きました。登場人物は悪い人ばかりですが、良い人が集う映画よりもこっちの方が好み。砂漠での心理戦は特に面白く鑑賞。

ひとつ気になったのは最後に夫
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ドミノ(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

途中の種明かし後、どんどんちゃちくなった印象。B級映画だと思って気楽に鑑賞するとよいかも。

娘と再会するために家に入ったらドミノだらけでちょっと笑いました。全く入り込むことなく観ていたせいか、どうで
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.0

設定にひかれて鑑賞。画的に耐えられないので、途中から流し見で。丸投げみたいな最後。これは観なくてもよかったかも。

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.7

パパは変わらず強かったけど、前の2作に比べると少し衰えを感じました。簡単に騙されたり、終盤はボコられたり。カット割りがものすごく多いのはアクションがいまいちなのをごまかすためでしょうか。

妻はあまり
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.5

家族を守るためとはいえ、イスタンブールの街を破壊しすぎ。位置確認のためにグランドバザールの屋根の上で手榴弾を使うのはやめた方がいいと思う。あと、拉致されて船に乗ったのに監禁場所がバザールの近所だったの>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.0

スロースタート。娘が誘拐された後はノンストップで最後まで。娘を買ったお金持ちの最期があっさりなところも好み。パパはかなり有能。もとの仕事に戻った方がいいと思う。

クジラの島の少女(2002年製作の映画)

2.5

伝統やしきたり。そういうものにがんじがらめの人。苦手なものが主軸にあったのであまり楽しめませんでした。少女が健気で可哀想になったけど、彼女が後を継ぐとか文化を守るとか祖父に認められるとかに喜びを感じる>>続きを読む

アザーズ(2001年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

不気味な童話みたいな内容。ホラーというほど怖くはないです。誰が幽霊なのか、を想像しながら鑑賞。最後の方まで気づかなかったので少し驚きました。

死後も生きている時と変わらない日常が続くという終わり方は
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ラストオーダー 最後の注文(2001年製作の映画)

4.2

味わい深い良作。関係性と温度感がちょうどよくて好み。しみじみします。

クローサー(2004年製作の映画)

3.5

付き合って(結婚して)、別れてを繰り返すのに4人だけで完結しているところがすごいです。他の人にいってもよさそうなのに、また戻る。まだまだ続きそうです。

追憶の森(2015年製作の映画)

2.0

妻を亡くした夫の後悔、虚無。スピリチュアルな方にどんどん進んでいくので、置いてけぼりにされましたが、似たような状況になればスピリチュアルにもすがりたくなるかも、とも思いました。眼鏡をかけたマシュー・マ>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

2.0

陰鬱。嘔吐シーンが汚なすぎて直視できず。結構不愉快なシーンが続くので夏帆の元カレ登場辺りから早送りしながら最後まで。
元カレは普通に犯罪者。寮で同居する同僚は頭も性格も悪そうな人で嫌だし、なんだか嫌な
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.5

思いのほかシリアス。疲労とあきらめが充満する編集部。時代には抗えない。グッバドイ、エロ雑誌。

リュミエール!(2016年製作の映画)

3.0

美術館の展示で流れていそうな映像。興味深い内容ですが、途中で飽きてしまいました。

ナレーションで一つ一つ解説+次に起こることを先に言ってくれるので分かりやすくて良いです。その解説によって映像の魅力も
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草の葉(2018年製作の映画)

1.0

ダメな男ばかり登場するホン・サンス作品ですが、今回はダメすぎました。気持ち悪さが度を越していて怖いです。女性陣も変な人ばかり。短編なのに、かなり長く感じる鑑賞時間。意味ありげで意味なさそうな階段の上り>>続きを読む

川沿いのホテル(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホン・サンスはダメな男を描くのが上手。
あの最期はかなり幸せなような気もする。

あなた自身とあなたのこと(2016年製作の映画)

1.5

いつも途中でどうでもよくなるホン・サンス作品に登場する男女の会話。そのどうでもよさが際立ってました。途中から苦行のような鑑賞時間。ホン・サンスはいくつになっても色恋から離れられない人のようです。

次の朝は他人(2011年製作の映画)

2.5

少しの違いでその後が変わる。日常の中で繰り返す無数の選択の重要性を感じつつ、繰り返される映像に大きな変化がないので個人の限界みたいなものも感じます。女優が美人。

ユア・マイ・サンシャイン(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

お互いに夢中になる姿はかわいいし、刑務所での再会はぐっときた。一途は強い。

この愛のために撃て(2010年製作の映画)

3.5

短めで観やすいです。内容は硬派。悪い警察官がいっぱい登場しますが、窓から妊婦を投げ落とそうとする女刑事はヤバすぎます。

プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

2.5

あまりハマらず、こんな自転車がいたら轢いてしまいそう、とヒヤヒヤしました。
ほぼ自転車で走るシーンなので疾走感強め。

ハンコック(2008年製作の映画)

3.9

珍しいタイプのヒーローもの。アル中の困った人で、人助けのたびに街を破壊しまくるから人助けをしても感謝されず、街の人に嫌われているという設定が結構楽しい。

終盤の展開は無理があるけど、主人公の変化にち
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.3

復讐系かと思ったら義賊系でした。特殊な世界観のようで、通貨が時間というのを除けば現実と大差はないような気もしたり。富裕層は死が遠く、貧困層は死が身近とか。

突っ込みどころは満載ですが、あまり深く考え
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パワー・ゲーム(2013年製作の映画)

2.0

ライトなサスペンス+ライトなラブ。『キューティ・ブロンド』の監督と知って納得。
残念ながら、サスペンスは苦手みたい。

ミッシング・ポイント(2012年製作の映画)

4.2

テロリスト、パキスタン、誘拐、CIAというワードからハラハラアクションを想像していましたが、社会派の内容でした。アクションへの期待が高すぎると肩透かしをくらうかも。

有能な人が国籍や宗教を理由に不遇
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ノベンバー(2017年製作の映画)

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子牛が宙吊りにされるところまで。序盤すぎて何とも言えませんが、奇妙な映画っぽい。

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

2.0

鬼才監督らしい奇抜な内容。前半のダラダラした会話は不思議と見やすかったです。娘が電話で話したことが衝撃的。ホントでしょうか。

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

2.5

90年代のラブコメ。みんなほのぼのしていて、リアリティがないのでファンタジーっぽい雰囲気でした。

最悪のタイミングで嘘の告白。兄に片思いしていたことは秘密にして、嘘の理由を家族愛にまとめていたのは少
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

1.0

職場のスーパーで売っている雑誌を破いた時に、この人嫌やなと思ってから主人公に好感を持てないままラストまで。馬好きならもう少し楽しめたかも。

内容は全体的に既視感があってAIが書いたのでは、と思ったら
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ダウト 〜あるカトリック学校で〜(2008年製作の映画)

3.0

人は誰しも見たいようにしか見られない。
だとしたら、自分を信じすぎるのは危険です。校長も神父も間違いに気づけば懺悔して神に赦されるのでしょう。真実は闇の中。

ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命(2016年製作の映画)

3.0

歴史が証明しているのかもしれませんが、ジェイン・ジェイコブズの絶讃が続くので洗脳映画のようでちょっと怖かったです。同時代で別視点のものを観てみたい。