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本より希望のあるラストかなと思う。
これを、「なにも解決してないじゃん」と思うか「キムジヨンにフィクションの中くらいは幸せを」と思うかは人それぞれかなと思う
でもこういう映画に多い「何も解決してないじゃん」は監督とかの意図だったりすること多いと個人的には思っていて
結局世の中はまだ何も解決していないし、解決策もないんだよね
でもキムジヨンの人生をみて、共感してくれる人がいれば、自分の考えを顧みてくれる人がいれば、〝多少はマシ〟何だと思うんだよね
多少はマシどころか、キムジヨンは韓国でも日本でもベストセラーとなったわけだけど、
この本はどれだけの何も気にしていなかった女の人や男の人が読んだのかなあと思う
やかましいフェミニズムは聞き入られないし、そよ風のようなフェミニズムは元々気づく人しか気づかないよね…
たださざ波のように、対岸に着く頃にはいつかは大きな波になるかも。
そんな映画