飛行機の中で観たが、思わず涙がこぼれた。
彼女が今まで生きてきた中で受けた何気ない女性差別や偏見、セクハラパワハラ、母親という枠への囚われ等多くが積み重なって錘となりアイデンティティが崩れる。
人間って自分が経験しないとなかなか相手の立場を理解できない。異なるバックグラウンドや生活事情を抱えた人間が共存する社会で、自分は自分を貫くのってなかなか難しいと常々思う。
エンディングで子育ての大変さを知らない通りすがりの人達の暴言に立ち向かう場面はスッキリした。
久しぶりにコンユさんを観たが相変わらず素敵でした。
