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82年生まれ、キム・ジヨンのMOUSAのネタバレレビュー・内容・結末

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

改めて考えさせられる。
こんなにも、日常に"女"としての生きづらさが散りばめられてるんだと気付く。それほど、当たり前だと思っているということ。

ストーカー被害に遭っても「不注意だ」「短いスカートを履くからだ」と言われる。
夜道を1人で歩く時、トイレに入る時だって、本来は怯えなくていい。
まぁこれもまた女が言うとわーわー言ってるって軽く流されるんだろうな。
男性の育休や、女性のキャリアについて。
家父長制。日本の社会と似ているからこそ身近に感じる。

会社の先輩が言ってたように、出産は女性にしか出来ないことだけど、育児をして仕事をすることは男性にも女性にも出来ることだ。平等じゃないとおかしい。

(内容)
解決方法があっさりし過ぎてるのでは、と。
精神科に訪ねることが治療のひとつ。と言われ、ジヨンの表情が少し明るくなりどんどん向き合うように。もう少し時間とディテールが欲しいと感じる。

あーー思うことありすぎて長文になってしまうよ。
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