20代男性です。観ていて途中から胸が締め付けられるようにキツく感じた。同時に「ごめんなさい」という罪悪感を覚えた。
キムジヨンに感情移入していって、なんで女性という属性だけでこんな仕打ちを受けないといけないんだという感覚を共有出来た。
ジヨン目線で映る作品の登場人物が多様で、変わりつつある現代社会のようであった。
例えばあからさまな男尊女卑を振りかざす人はごく少数(それでもまだいるが)の一方で、「ソフトな男尊女卑」、つまり家計とか育児とか別の理屈が立てて旧来のジェンダーロールを踏襲していこうとする人が多数を占めるのがリアルだった。
またジヨンの姉やヘスさんみたいに優秀で社会的に上手くいっている女性もいる一方で、ジヨンみたいにある種「普通」の女性にスポットライトを当てているのも現実的だった。「普通」の女性の方が数多いだろうから。
原作の小説も読んでみようと思います！
一人一人の小さな変化が社会を変えるので、私もその一人になろうと思う。
