しろみさかな

82年生まれ、キム・ジヨンのしろみさかなのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
3.7
本当今の時代に見るべき作品だなぁと思いました。いい意味で盛っても無いし、リアリティがめちゃくちゃありました。胸が締め付けられるくらい苦しかったです。言葉にならない苦しさというか。形容し難いこの感情だったり苦しさをすごく良く表現してくれた作品だなと思いました。
わたしは子供がいない未婚のアラサーの側なので、子育ての大変さは分かりません。分かると言ったら子育てしている人達に嘘をつくことになります。きっと子育てしている女性にはめちゃくちゃ刺さるでしょう。していなくても、未婚の女性にあれやこれや言うおじさんおばさんの言葉が刺さってきつかったです。
割と旦那さんが寄り添ってくれてる方なこでは…?と思いました。日本だったらもっと冷たいかもと。言葉が少し足りないだけで。割と韓国の旦那さんって優しいんですね。それからお正月の帰省の仕方は日本と似ていて、そういう文化の違いを見るのも楽しかったです。
難しいですよね。未婚の私からしたら、好きな人と結婚できて子供が出来ている、それだけでもすごく羨ましいのです。でもこれは子育てしていないから、そう思うのだと思います。子を持ったら自分の時間が無くなり息が詰まるでしょう。きっと違う視点で見れるだろうなと思いました。そういうことを考えられる作品でした。
女性は特に見て欲しいですね。共感できる節がたくさんあると思います。是非。
余談、勿論コンユ目的で見ました。かっこよすぎ。パパ似合いすぎ。コンユと暮らせるなら何でもするわ(笑)
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