2020/10/26(月)
キャリアを諦めて家事と育児に専念するキム・ジヨンが閉塞感に悩まされ、精神の病にかかってしまう。
旦那は妻に優しく理解は示すが、旧韓国の古い男性優位の世の中から脱皮しきれないところが何だかはがゆい。
時代はもっと進んでいるような気もするが、実体はまだまだ変わってないのでしょうね。
日本では産休を取って会社に復帰するというのがスタンダードになりつつあるような気がしますが、男性が育休で長期休暇を取るのはまだまだ難しいと感じます。
この映画を観て改めて女性が会社でキャリアを積む事の難しさや家庭のあり方をどうしていくべきなどについて考えさせられる映画だと思いました。
通貨危機を経験した韓国社会の雇用環境は今でも非常に厳しいと聞きますのでその中で女性がしっかりと働いていくというのは本当に大変な事なのだろうと思います。
