これはかなりの部分を寝てしまったのだけど、普通に面白かった。
祖母が余命宣告を受けた…中国人的には「教えないのが正解」なんだけど、アメリカで生活している孫的には「教えるのが正解」。どちらも間違ってないし、教えずに穏やかに過ごさせるのが一番というのも分かるし、一方で自分のことなんだから教えてもらうのが当たり前というのも分かる。だからこそ、その狭間で揺れ動き衝突する家族の姿が健気でもあり、家族としてのやさしさに満ちているなと感じた。
「西洋では命は個人のものだが、東洋では命は組織のもの」というのが全てで、孫もだんだんと「嘘も方便」に理解を示すようになる感じが丸く収まる感じで良かった…のかな。というか、正直「そんなに長回しする必要ある？」というシーンが多くて、話の流れは終えるけど、かなり飽きてしまう部分が多い気がした。
でも「中国の文化」を知れるという点では凄く興味深い部分の多い作品だなと思った。
