バニラ

フェアウェルのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

フェアウェル(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「Mid90s」に続く製作&配給A24作品を。
中国からアメリカに移住したビリーの元に祖母がガンで余命わずかと知らせが届く。
A24作品らしいセンス、興味深く観れた。
物語は「余命宣告されたお婆ちゃんへの孫娘の想い」が丁寧に描かれていきます。
告知問題がテーマ、中国人としてまた移民としての生き方も考えながら観た。
劇中に使われる音楽は感情が受け取れるかの如く効果絶大。
担当医師が語る「いいウソです」間違いではないと思うが死期は伝えないにしてもガンの告知は治療の為に話すこともあるのが現実。
「プロの泣き屋」これは無いでしょ。
主演ビリー役のオークワフィナ、ルーツは中国人ながら思考的にはアメリカ人としての葛藤を見せる、表情で語るような演技で見応えあった。
ネタバレ。

「人生は成功したかではなくどう生きたか」人生の先輩としての言葉は重い。
見送ってくれるお婆ちゃんの姿はツラい、NYで想い込めた「ハア」の発声でした。
お婆ちゃん元気じゃん「いいウソ」だ。
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