ゴリアテの憂鬱

フェアウェルのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

フェアウェル(2019年製作の映画)
3.9
死はパーソナルなものとして扱い、本人が余命を知ることは当然の権利と捉える西洋と、個人の死は家族や社会の一部で余命宣告を本人に知らせないことも優しさとする東洋。
そして、その狭間で苦悩する中国産まれアメリカ育ちの主人公。

国ごとに異なる文化や死に対する尊厳など問題提起しつつも、家族の優しさに包まれた愛情いっぱいの作品でした。