このレビューはネタバレを含みます
ヒューマンドラマなのかコメディなのかどっちにもふっきってなくてなんとも言えない歯痒さを覚えた。
自分のルーツにも、いまいる場所にも、拠り所がないように感じてるっていう点では、個人的にビリーよりもビリーのお母さんに感情移入できたなー。
移住して英語で暮らすようになったお母さんにとって、中国やそこにいる親族はもうその時にお別れをしてきたつもりだったのかもなぁと。
タクシーが遠ざかるにつれて小さくなるナイナイを背中に感じながらも、窓の外をそれぞれ眺めるしかない母娘。
変にハグとかしないあたりはとてもアジアンだなぁと思った。
ナイナイが元気でよかったです。