ちくわ

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

かなり芸術路線の作品。
始まってから1時間くらいは、この映画が何を伝えたいのかがいまいち分かりくくて、正直、ノレなかった。
ただ、メッセージがわかってからはじわじわとジミーの悲しみ切なさが伝わってくる。

ジミーの背景について詳しい説明がないけれど、施設にいた過去、両親との関係を見るとおそらく不遇だったことが想像がつく。
そこにあの祖父が造った美しい家は自分がサンフランシスコにいる理由で、いていい理由だったんだろう。
例えそれが嘘だってわかっていても。
ジミーにはそれが生きていくよすがだったんだろうな。
そこに親友の、家がなくてもお前はお前だ!と言う一言で、やっと一歩踏み出せた。
あれ、こう書くと、やっぱいい話じゃんww

謎の大親友やwいつもわちゃわちゃやってる近所の仲間やw表現の仕方が非現実的ではあるけれど、これはこうゆう作品なんだな、とどこか納得できる。

ちょい役で何気にいろんな作品に出ている、息の長いダニーグローバーがいつもメルギブソンをチラつかせますwww

エンディング曲にはシビれます♩
ちくわ

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