ラストブラックマン・イン・サンフランシスコの作品情報・感想・評価・動画配信

「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」に投稿された感想・評価

Jaya

Jayaの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

サンフランシスコにて、ジミー・フェイルズⅣが曾祖父ちゃんが建てたことになってる家を取り戻そうとするお話。
コメディ要素もあり、クスリとさせられる箇所もぼちぼちありました。

配役が素晴らしいです。よくまあこれだけイイ顔してる人を集めたもんだ。
ただ、撮り方の方は今一つだと感じました。冒頭からもうかなりポップな画作りと演出。ちょっとクドすぎて個人的には合いませんでした。耳の鉛筆だったり、道端の5人組だったり。
そもそも冒頭のかなりの時間が、話を深めるより単に遊ぶために費やされているように思いました。

サンフランシスコへの郷愁と失望を持っていることは伝わりましたが、ここまで平板的に白黒の対立というか分断を描かれてもなあ。
モンゴメリーの芝居にしても、こんな内輪ネタの芝居ってアリ?登場人物も勢ぞろいだし。一番白けました。
ラストのボートもよく分からず。サンフランシスコ湾の内か外、どっちに向かっているのか分かりませんでしたし。

役者はかなり素晴らしいものがありましたが、主題も演出も撮影も劇伴もピンとこず、現実的な問題も矮小化されたように見え、ズレた郷愁の悲しさのようなものだけが伝わる作品でした。
kota

kotaの感想・評価

2.8
A24と聞くと期待するようになってしまった…

サンフランシスコの住宅事情を飲み込むと、理解度か変わってくるかも

とはいえ、それは「一側面」
セリフにも出てくるようにこの映画には色々な「側面」があって見終わった直後はぼんやりとした印象が残るんだけれども、振り返っていくと色々な側面が見えてきてそれが余韻になる

家、プライド、家族、友情、拠り所、アイデンティティ…静かな映画なのに思ったよりもぎゅっと詰まっていて消化が追いついてないなぁ

流れとしてはちょっとだるい部分もあるのですが、映像やカメラワークのセンスがとても良くて監督の今後の作品が楽しみになりました
Daisuke95

Daisuke95の感想・評価

2.8
サンフランシスコ愛が伝わったけど、あまりスッキリしませんでした
翼

翼の感想・評価

4.2
圧倒的A24感。
「どこを切り取ってもポストカード」感が相変わらずですね。

すっごい切ないんですよ。
みんな優しかったり、いじわるだったり、でもそれってその人の側面のひとつであり、側から見たときに切り取られた一部分だったりするんだと思う。

良きことは、必ずしも相手にとって良いことであるとは限らない。
自分が持ち続けているものを、果たしてどう持ち続ければ良いのかな,なんてそんなことを考えたりした。

すごく優しくて切なくて、やるせないような、でもとても愛おしい映画だと思う。
色んな人におすすめ。

一緒に見に行った人(2回目)が冒頭から泣いてた思い出。
Hiro

Hiroの感想・評価

3.6

”この街を憎まないで。”

全身防護服の白人たちを見つめる
黒人の少女。冒頭からインパクト大。
チェルノブイリ系の環境汚染を軸に置いた
作品かな?と錯覚するような入り込み、、、

主人公は車もスマホも持たない
”低所得者”の青年、サンフランシスコ
のように急勾配の坂ばかりの街を
スケボー移動しまくるナイスガイ。

これは彼がかつて家族と住んでいた、今と
なっては家賃が100万ドルもする高級
住宅街に建つ思い出の家を親友と取り戻し、
そしてそのどちらともと”決別”をする話。

個人的にはパラサイトみたいに”格差社会”に
スポットライトを当てた作品に惹かれます。

貧しい労働者が暮らす地域か住民が
追い出されたりするということが、
この30年~40年の間にに世界の各地で
起こるようになった。この現象を
”ジェントリフィケーション”という。
コロナ禍で人生にとって、本当に
”必要なものとは何か”を見つめ直したい
今だからこそ、この作品は自分にそれを
”整理”するよう語りかけくれた。

オバマ前合衆国大統領のイチ押し
らしいのこの作品。今度一緒に観ま
しょう。ポップコーンにバターをかけて。
A

Aの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オシャレな感じ、特に冒頭。

観る前にサンフランシスコの歴史を軽く勉強しておけば良かった、と後悔。

ジミーの実体験に基づく映画で、気持ちは分かるんだけど、勝手に家を手入れしたり住み込むのはなぁ。

ギャング達はなぜいつもあの場所にたむろしていたんだろう?

2021 No.203
タイトルとキービジュアルのイメージからびっくりするくらい繊細でほろ苦くて優しい映画。劇中歌やカメラワークも印象的でA24らしさ極まる一本。

このレビューはネタバレを含みます

土地や住居費がもはや富裕層以外には手の届かない域にまで高騰したサンフランシスコの街や、そこで繰り広げられる相続を巡るゴタゴタを戯画的に描きつつ、そこに住むことの意味を問うた作品。まあ、と言われてもサンフランシスコなんて行ったこともないし、わりとどこまでも「知らんがな」ではあるのだが(サンフランシスコ市街の町並みより、郊外の道路のシーンの方が単純に映像として美しい)。
自らのルーツがそこにないことを知った男性が、そこで出会った友人や家族をおいて街そのものから離れていく、その様子はリアルかつ意味深いものだった。
換気

換気の感想・評価

-
劇中の黒人と白人の配置が対照的だった。

家を所有することの難しさ。

ブラックマンがもつ黄色い花の映えること。ピンクの壁、紫のハット、オレンジのノート、赤いネルシャツ、色彩が美しい。

印象的な言葉
殺されてたのは俺かもしれない、家があるから助かった。
街を愛すること、憎しみと愛は一体。
コミカルな雰囲気の中に哀しさが
映像や構図に監督の強い拘りを感じるし音楽の使い方がすごく良かった
どこを切り取っても画になるような
何となく小津安二郎の空気を感じると思って見てたら監督自身実際影響を受けているそうだ
これぞA24という感じの作品
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