ONI-GARA ←これすき

インガラなる石の伝承研究のため、村(山)へとやって来た民俗学研究チーム。許可をくれた村人からは「祠には触らないで」と厳重に言い含められていたが、この祠を当然やっちまう彼ら。突然仲間が豹変して、教授を食い殺しちゃった。これは石の祟なのか…みたいな。

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邦画の見知らぬ村にはだいたい恐ろしい低評価が眠っているもの…。本作はなんか見つけてしまった謎の村系ホラーになります。5人しか本作の記録を残していない。限界集落。いつもの🤮観人もいる。こんにちは。村は無い。

内容はこれまたいつもの低評価邦画ホラーの存在証明。山と喧嘩です。で、本当に突然「ﾀﾞﾚｶｲﾙｰ」と叫んだ身内が変貌してプチゾンビパニックと喧嘩。苦しい…。尺デカく見えますが、本編は70分無いです。なのにオチまでしっかりカス。残りの尺ですか？お楽しみに🥰🥰

意味不明な話…とにかく多い謎の間での顔アップ台詞…ガバガバの音…ず〜っとゲームの推理パートのようなBGM…ブツブツ途切れる編集…凄すぎる。全部ある。

演技についても勿論悪いんですが、キザ滑舌雑魚喋りマウントイキリモヤシくんが非常に腹立たしく気になるため、相対的に他の方の演技が気にならないという。ﾉｳﾆｲｼﾞｮｳｦｷﾀｽ、ｩ…ｹﾞﾝ、ｼﾞｮｳﾉｺﾄﾀﾞﾖ…。ｾﾝｾﾉｸﾙﾏｵｿｲﾅｧ…ｱｵｯﾃﾐﾖｯｶ！

1ミリだけ残酷描写を頑張っているのが…ギリギリ救い…かな…いや…どうでもいいか…。こいつは強いです。

個人的に気に入ったのは、「ｱｰ！(沈黙)ｱｰ！ﾀﾞﾚｶｲﾙｰ！(豹変)」、「ｱｰ！ｽﾘｰﾃﾞｨｰﾀﾞ！」です。

大学チームが石像を削ったら祟りに襲われる。取り憑かれる。
やっすい死霊のはらわた的な展開もある。ジャパニーズゾンビ映画。とにかく演技が酷くて棒読みばかり。音声もぶつ切りで急に効果音が入る。ノストラなんとかってなんだよ。ダムスだけ覚えてないやついねぇよ。ECCアーティスト専門学校の作品らしい。ラストに宣伝映像も流れる。

カルト映画専門の高名なメーカーであるWHDジャパンが自主製作したホラー第2段みたいですね。
それ以外、えー特段書く事は無いんですが・・・まぁ、池田駿介さんを久しぶりに拝めましたし、特典で特殊メイク学校を紹介した映像が流れるんで興味深く拝見しました。ってただの生徒募集の案内広告ですが。

え？本編の感想ですか？それはまぁ、自主制作映画にしてはなかなかの特殊メイクだったんじゃないでしょうか。
「ブレア・ウィッチ」を思わせる撮影手法でこの手法も後のトリックに使われる演出はなかなか面白いです。
ただねぇ・・・音声も殆ど聞き取れず・・・どんでんはあるもののその後に更に不可解なエピドードがあって私には理解不能でしたがむにゃむにゃ・・・。
何気に主役の木島さやかさんは可愛いですし宜しいんじゃないでしょうか。
物語に明確な起承転結を求める方や大根役者がお嫌いな方は観ない方が・・・。
その道のC級映画が好きなマニアな方には結構受けるかもです。