なんか良かった。
あんまり期待せずに見た。こんなにシリアスな展開になるとは思わなくて、途中で少し困惑した。いや、勝手に終始緩いギャグだと思っていた、こちらが悪いのだが。
コミュニケーション不全の父子がネトゲを通じて仲良くなろうとするストーリー、ではあるんだけど、そのネトゲが実在するものだから、妙な親近感がある。
劇中のゲーム映像も実際のゲームから映像を作っているらしく、結構シリアスなシーンでも、スススッ、シャーッと、妙に機敏に動くゲームキャラに脱力して笑ってしまった。だが、一生懸命にキャラを動かしストーリーに沿った映像にしているのが伝わってくるので、ほっこりとした。
この手作り感がいいなと、個人的には好ましく思った。
出てくる人が全員いい人で、登場するゲームに良い印象を持った。実際どうかは、一切そのゲームに触れたことがないので分からないが。
ゲームの販促としても成功なんだろうなという作品。
好き。
