仕事一筋で親としては不器用な父親にRPGゲームで息子が自分の正体を隠してコミュニケーションを取ろうとする物語。設定通りの内容で十分感動できた。厳格で無口な父親であることから生じるゲーム内でのギャップが少しばかりの笑いを作り、ゲーム内で物語が展開されながらも人間ドラマに焦点を当てているから構成としてはかなり見やすかった。
恋愛要素の必要性はあまり感じなかったが、様々な人と場所を限定せずに交流できるゲームの可能性とゲームに限らず人との繋がりのきっかけをもたらすものを持つことの大切さを感じさせられる。
