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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのrytのレビュー・感想・評価

4.0
良かった。
評価に引っ張られて期待値も高かったけれど
ゲームのように何かに熱中したり、オンラインで知らない誰かと繋がったり、アバターを用いて違う自分を作ってみたり、そんなことをしてみたくなった。(実際にはある程度の水準でこなすことができるようになるまで続ける自信と渇望が無いが)
硬派に見せてかけて笑わせてくる吉田鋼太郎はもはや定番ではあるけれど、今回は大袈裟すぎなくてクスッとなるぐらいだったのが逆に新鮮で良かった。

ゲームプレイが上達していく様子は簡素にならざるを得ないけれど、同僚を介してコミュニケーションを図ろうとする最初のきっかけを掴むのは自然で、過去や妹とのエピソードがあったから単調でもなく、楽しく観ていられた。
アキオはもう少し素直に話をできるのではと少しもどかしくなるところもあったけれど、吉井や里美の出てくるシーンは可笑しさや微笑ましさがあって尚一層心地良かった。

最近様々な連続ドラマを観ているからか、こういうほっこり家族系の邦画は、それらと違ってCM無く集中できることや結末までが相対的に早いこともあってか、休日の夕方から夜にかけて観たときにおける充実度としても高かった。
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