色々な要素が最後収束していく感じは見ていて楽しかった。
ただ、主人公があまりに迷わな過ぎるのがちょっとなぁと。
絶対に自分の意思は曲げないし、最後も、誰かに大切にされていた自分のこれまでの人生をほぼ顧みず、脅迫じみた手段を用いてまで元の人生を取り戻そうとするっていう…あんまり感情移入出来るタイプじゃなくって。
そのくせ元の人生に戻ったら戻ったで…都合良過ぎるだろ！ っていう。
戻った世界線ではそれぞれまた違う人生があった訳で、あっちが駄目ならこっちで…っていうのはあまりにも人格を無視し過ぎていて嫌でしたねえ。
どんでんっぽい要素も見受けられましたけど、基本的にやっぱり、あからさまに空白な部分があると怪し過ぎるので分かってしまうというか。
やっぱり時を駆ける系はバタフライエフェクトが良く出来過ぎてんだなぁと思いました。
