神に許されし兄弟が血塗られた正義を振りかざす!
前半はどちらかというとバイオレンス×コメディ調で話が展開されていきます。登場人物の愉快な会話や掛け合いでとても笑えました。後半は少しシリアス調で進んでいきます。
そして肝心の処刑シーン、似た作品の『パニッシャー・ウォーゾーン』には及ばないものの、面白かったです。見ていてヒヤヒヤしたラストの法廷処刑シーンはカッコよかった...
ガンアクションではやたら二丁拳銃が多かったのでこの辺はジョン・ウー作品を意識しているのかもしれません。
そしてとにかくウィレム・デフォーが最高でした!序盤は色気のあるクールな人柄からの終盤の狂気じみた変貌が本当に見ものです。
こういう下品で狂気的ながらも色々洒落た映画はやっぱり良いですね!良作。