なーち

処刑人のなーちのレビュー・感想・評価

処刑人(1999年製作の映画)
3.3
【正義の鉄槌?何か独特なアクションシーンが印象的】

やっていることは人殺しやけども、悪いやつ限定で殺しているから世論からは評価されている、何となく風刺的に描いているようにも見えた。とにかく悪いやつらを殺しまくるクリスチャン兄弟とその動向を追うウィレム・デフォーという構図で、ウィレム・デフォーのテンション感が何となく面白かった(笑)身体も張っていたし、この作品のMVPでしょ。

洋画とかでよくある計画にないことが起こったときに、くそ暴言吐きながらあたふたするシーンは大分好き。ホテルの通気孔のシーンとか何もかも予定外すぎやし、人間焦っているときが端から見ると1番面白いのかもしれない。

作品としてはちょっと?になるところもあるけど、そんなに気難しく観る必要はなく、兄弟が暴れている様を観るだけで十分。
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