このレビューはネタバレを含みます
"みんなどうにかなりたいんだよね"
"どんな自分になりたい?なりたい自分になればいいんだよ"
周りの大人はあたたかいし、もみの家にいるメンバーは飾らず気取らず絶妙な距離感だし。もみの家に来てからずっと泣けてなかったのに、泥だらけになっておばあちゃんに大丈夫だあって言われたところで声を上げて泣くシーンがかなりグッときた。張り詰めてた糸が切れちゃったんだろうなって。淳平さんがドーナツ持ってきてくれたとこ、何もしてないって横になってたけど、気が張りつめてたら何もしないも出来ないだろうから、少しずつもみの家が気が置けない場所になってるんだろうな、とほっとした。
同じような施設で働く者として、改めて頑張ろうと思った。心を柔らかく出来るのは人と自然と時間だね。
南沙良さんの表情がかなりリアルだった。初めてもみの家に来た時の雰囲気、最初の打ち解けようとしない雰囲気が。