このレビューはネタバレを含みます
特筆すべきは、やっぱりラストの戦闘シーン。
前作のアクションシーンもボンズの集大成と言ってもいいくらいの完成度だったけど、今回は演出を変えてきてほほう…！となった。
普通は戦闘に合わせてBGMもテンション高いけど、今回は憂いのある物悲しい女性の歌声に合わせてガツガツ戦闘していたのが新鮮だった。
誰か一人犠牲になるフラグが立ちそうな悲哀さ。
それが神聖さも感じられて美しかった。
原作を読んでるのでより楽しめたし、オリジナルキャラクターの姉弟もとても可愛かった。
最後に船を追いかけてきてくれるの感動。
手を振り返して叫んでくれる緑谷くん本当に良い子。
でも、ラストのかっちゃんと緑谷くんのサイヤ人化はジャンプ漫画的踏襲としては胸アツだけど新しくは感じない。
それと、完全に個性譲渡しなかったのは良かったけどご都合主義で個人的にはう〜んとなった。
オルマイがONG…と神に感謝して泣いてた。
でも二人がこんなに力を合わせたのは今までの過去を考えると、とんでもない成長なのでアツかったです。
先生はこの展開を漫画のラストにしようとしてたらしい。
緑谷くんがいるパートは作画が高くて最高だったけど、それ以外は目に見えて格段に落ちてしまっていたのが残念だった。
イケメン筆頭の轟くんの微妙な作画は可哀想である。
でも、全体的には内容も演出も出来が高くて良かったです。1-A尊いです。
次回作はこのオリジンの三人メインなので活躍がとても楽しみ。
