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TENET テネットのaknのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.0
完全に謎解き映画マニア向けのように感じた。

前評判が良かったので、どんなものかと公開されてからちょっとして見に行った。
やはりなかなかの人気で、こんな時期に結構な集客をしていた。


難しい、難解、一度じゃわからない、この映画の評判は聞いていたので、どのシーンも穴があくほど見ていて、後半はものすごく疲れた。
映像も現代の粋を集めた、美麗で斬新な映像が続くので、受け取る側にとっても情報過多になる気がする。


この難解な映画を理解することは、わたしにはもちろん出来なかったのだが、何度か考えているうちになんでお金を払ってまでこんなわからない映画を見たんだろう、、、という気持ちになってきた。
難しいといっても倫理的、道義的に難しいというより時間軸や話の内容が難しい、どちらかといえば推理やパズルのような映画で、倫理観や哲学を問う映画の方が好みな私には特に響くものがなかったことも一因だと思う。

もちろん、こういうパズルのようなタイプの難しい映画が大好きな人がいることはわかっているので、コ◯ン君で面倒に感じる自分は向いてないんだなぁと実感した。

ノーラン監督と言えばこれもまた難しいと評判のインセプションが有名だが、そちらは見ていないので、これの再放送でも見ておけば今回のミスマッチは防げたなぁと後悔した。


ただ、この映画のキーパーソンを演じるロバートパティンソン、それまでは結構良さがわからなかったんですが、この映画ではなかなか魅力的で、髪型を真似したら事故りました。
選択は大事です。
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