紅孔雀

TENET テネットの紅孔雀のレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.5
1度目は眠い目を擦って見たが、なんとも意味不明。それで、昼間に刮目(!)して見たが、やはりストーリーが散漫だと思いました。人類の存亡を賭けた時間戦争らしいのだが、途中までは金庫破りアクションに終始し、肝心の敵がどこにも出てきません(K.ブラナーは単なる手先だし)。アルゴリズムやプルトニウムがキイワードらしいのだが、だからどうした、と言いたくなる難解さ(というかノーラン監督の自己満足)でした。同監督の大ファウル作『インセプション』を見た後のような拍子抜けの感がありました。
そして、脇役のR.パディンソン(トワイライトの白塗りヒーロー)、E.デベッキ(身長191cm!)はいい味出してるのに、主人公のJ.D.ワシントンに魅力が無いのが致命的。親(デンゼル・ワシントン)の七光といったら言い過ぎでしょうかねぇ?
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