うぉーりー

TENET テネットのうぉーりーのネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

時間の逆行を使って作戦を実行する本作。
この作品のキモは単なる「タイムスリップ」ものではないこと。よくあるタイムスリップは、過去のある時間に行きたいとき、その場所にワープするが時間の流れは順行であるのにたいして、この作品の逆行は、過去のある場所に行くためには同じ時間を逆に進まなければいけない。つまり30分前に行くためには時間の反対方向に30分すすまなければいけないのだ。しかも逆行は時間が進めば進むほど過去にいく。そこがややこしい。
おそらく難解なのは中盤のカーチェイスと終盤のスタルスク12の挟撃作戦。あそこはなんども見ないとわからないと思う。

まったく新しいタイムトラベルSFとしても、バディ物としてもすごく楽しめた。

この話のすごいところって、話の最初と最後で起こった時間帯が同じなところなんですよね…ノーランすごすぎる。

ニールの運命はとても悲しいもの…ニール目線でこの物語を見てみたい。

理解するために何度も見たい作品です。

そしてキャット演じるエリザベス・デビッキ!!!めちゃくちゃ好きです。めちゃくちゃ長い脚、長い首、ちっちゃい顔。15頭身くらいありそう。大好き。

唯一の不満点は、この話は4人がメインキャラなので、その他のキャラはちょろっと説明したり手伝ったりしたら出番は終わりということ…せっかくノーラン常連のマイケル・ケインも出てたのに…

あとパンフレットが、今回わかりにくい物理学に関して解説してあったり、ノーラン作品を紹介してるのでぜひ買ってください!
うぉーりー

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