いかにもクリストファー・ノーラン！て感じの作品だった。やってることの芯は奇抜なワンアイデア＋痛快SFアクションなんだけどとにかく理屈をこねるのが大好き！っていう感じ。
想像以上にストーリーが単純明快で喧伝されているような複雑さはなかったかも。セリフをしっかり聞き取っていればストーリーにはギリついていける感じ。確かに場面場面で起こってることをすべて理解するにはもう何回か観る必要がありそう。
メメントやインセプションはもちろんだけど、ほかにもBTTFやTIME、LOOPERなど普通のタイムスリップ映画の要素ありまくりだし、中でも強烈に思い出したのはマトリックスリローデッドだった。とにかく観せ方とコーディングがうまいんだなこの人は。
あ、主人公に名前がないのはファイトクラブとも共通してる。
ターミネーター新起動はもしかしたらめちゃくちゃ名作になる可能性を秘めてたんじゃないか？ってテネットのラスト観て思った。
