のぶぅー

TENET テネットののぶぅーのネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

2度目の鑑賞。
英語(字幕なし)なので細部は理解できていないですが、非常に見応えのある作品。
自分が魅入ったポイントは3つ
①時間を逆走するという世界観
・序盤は「TENET」の概念を説明し、中盤に掛けて伏線を蒔きながら物語が進み、終盤には「TENET」の概念をフル活用しながら、伏線を回収する。
・最後はハッピーエンドに見えつつ、実はその先にニールの死が待っていること。
・セイターはほんとに死んでるの?だったら今まで見てたセイターは何?って思わせるような終わり方が逆にスッキリさせない感じでいいのかも。
②その概念を具現化する演技とスタント
・正と逆の時間軸が混在するカースタントのシーン、空港での殴り合いのシーンは息を着かせないし、両方の軸から伏線回収しながら見れて、あぁーーってなる感じ。
・反対にキエフ(?)での突入シーンは赤チーム(正)と青チーム(逆)の行動がパラレルで描かれており、もう見ていて混乱しかしません。その中で両方の時間を行ったり来たりしている(はず)のニールの行動が鍵を握ってましたね。
③キャットの人間味
・主人公とニールはミッションのために割と淡々と行動をする中で、キャットだけは息子を守るために感情的になりながら行動するシーンが光ったように思います。中盤にセイターをヨットから突き落として殺そうとしたけど、殺せなかったときの気迫がすごかったですね。
・それと何より高身長で美しかった。。。

2回見ても、まだまだ判らないとこだらけなので字幕版がネットで見れるようになれば、また見てみようと思います。

追加
小ネタとして婆さんの家を襲撃してNickが警備員の部屋を押さえたときに、警備員みんな両手を上げる中、一番左の奴だけ、そのまま飯食べてましたね。
あと、チームが飛行機をハイジャックするシーンでも仲間一人が、飛行機から落とす金塊の中から1本取って懐に入れてるところも、リアリティーがあって良かったかなと。
のぶぅー

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