このレビューはネタバレを含みます
『おジャ魔女どれみ』全シリーズ、リアタイしてました。見返してはないので、懐かしい気持ちで鑑賞。
どれみちゃんたちが大人になった話…じゃなくて、『おジャ魔女どれみ』を見ていた子ども(主人公の3人)が大人になって、自分たちの人生の分岐点で勇気をもらうっていう内容だからすごく共感した。
あと作画がどれみちゃんでもよく見たそれでコミカルなシーンとか勢いのあるシーンに謎の安心感。
作中で3人がどれみを見た手段が、リアタイ・配信・Blu-rayディスク(レンタルじゃなくコンプリートセット)だったのも、修学旅行で案内してくれた彼が炎上したり、身バレ防止するけど一言も言ってなかったりするのも、すごく現代に沿った世界だなと思って、より共感できた。
どれちゃんの世界じゃなくて、現実世界での話だからもちろん魔法は使えなくて、それぞれが勇気を出す“きっかけ”で背中を押す不思議な言葉なんだけど、それが必ずいい結果になるわけでもなくて、最後は自分たちの力で前を進んでいく姿がすごく素敵。
『魔女見習いを探して』の魔女見習いは、自分の中にある魔法にまだ気付いていない大人たちってことなのかなと思うと心がほっこりします。
ミレと矢部くんの今後を全力で応援したい。