ぎりゅー

空の青さを知る人よのぎりゅーのレビュー・感想・評価

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)
4.7
映画館、レイトショーで見ました。


高校2年生になる相生あおいは姉のあかねと暮らしていた。姉妹は13年前に事故で両親を亡くしており、姉のあかねはあおいの面倒を見ることもあり、恋人の慎之介と離れる決断をしなければならなかった。そんな自分を犠牲にして自分を世話してくれている姉をあおいは気にかけていた。

13年の時が過ぎたある日、あかねの地元の音楽イベントに演歌歌手の新渡戸団吉が出演することになったのだが、そこのバックミュージシャンとして慎之介が戻ってくることになる。その時期と同時期に18歳の慎之介=しんのがあおいの前に現れる。そこから姉妹と2人の慎之介の複雑な2度目の初恋が始まる、、、


公開日に見に行ってしまいましたね。公開日に見に行った映画なんて初めてかもしれない。いや、スターウォーズ見に行ったわ笑

「あの花」「ここさけ」に続く、超平和バスターズの新作です!期待通りの面白さ、切なさ。なんかこう胸がきゅんとなります?

基本的にはあおいの視点に立つことが多いです。あれですあれ、親友と好きな人被って、自分は身を引いて、めっちゃ切なくなるやつです。自分その立場なったことないですけど、、
また、しんのの視点からも結構切ないというか、難しいというか、同情できます笑 まあ、その立場になったことないですけど、、 

また音楽が素晴らしい!オンガクイイエイガワルイノイッコモナイ!また悪い癖が出てしまってますけれどもね。
ガンダーラが流れた時は「おおっ」てなりました。時代の流れの描き方を音楽で!って。まあ、お主何歳でガンダーラガンダーラ言ってるんだという話ですけれども。
またまた、あいみょんが良い!特にエンドロールで流れる「葵」は見る前から聴いてはいましたが、見たあと、内容が頭に入ってきてからは「ああ、良い曲だな」ってなりました。切ない感じをみょんらしく表現してて、、なんかもう好きになりそうです。みょん。


今回の作品は「あの花」「ここさけ」で泣いた方は勿論、あいみょん好きな人も見に行きましょう!ええ、絶対です絶対。


「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」 あなたの町の空はあおいですか?
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