すごく爽やかな青春物語でもあり、ちょっと切なくなってしまう大人の恋の物語でもあり…いろんな人が共感しちゃう作品なんじゃないかなと思います。
主人公のあおいの突き刺さる中二感。
最初は苦手だな〜とか思ってたけれど、それもこれも自分を守るためのちょっとした壁でもあり、あれこれ考えてどうしたらいいか分かんない感じになってたり…そのあおいにどんどんと惹かれていきました。
さらに高校生しんのの真っ直ぐさと、大人しんのの素直になれない感じがまた何とも…どっちも魅力的だし、どっちもその年代ならではの難しさを描いていました。
そしてあかねの聖人？！と突っ込みたくなるくらいの性格。主人公はあおいで間違いないのだけれど、あかねのおかげで皆んなが繋がってる構図は素敵でした。
ストーリーとしても分かりやすいし、おにぎりとかギターとか思い出の品物を最後にキーアイテムとして持ってくるのはズルい！笑
最後空飛んじゃったりと、ええ？！と言ってしまいたくもなりましたが笑、青春と大人の恋をうまく消化させたのは凄いなと思いました。後味が最高に爽やか！
ストーリーとしての魅力はさることながら、ストーリーを追うにつれてどのキャラクターにもどんどんと愛着が湧いてきました。
オススメの映画です。
